エクステリアから設計するのが向いている人

外部空間に重点を置いている人

注文住宅の設計の進め方には、間取りからスタートさせる方法だけではなく、いくつかの方法があります。その中の一つに、エクステリアから設計を進めていくという方法があります。この方法が向いているのは、住まいの外部空間に重点を置いているような人です。例えば、ガーデニングが趣味という人は、ガーデニングをするために最適な空間がつくれるよう、建物の形状を考えていく必要があります。日当りや風通しなどがよいガーデニングの場所をまず設定しておかなければなりません。それを家の中からも鑑賞できるようにする場合は、間取りを工夫していく必要が出てきます。また、窓の位置やサイズなども、おのずと決まってくるでしょう。

また、ウッドデッキなどを設けて、外部空間と内部空間をつなぐためのスペースを設けたい場合も、エクステリアから設計を進めていくと良いでしょう。プランから進めてしまうと、ウッドデッキとして思うような広さが取れなくなってしまう場合や、ウッドデッキ以外に水栓や植栽なども考えていたのに、スペース的に難しくなってしまう場合もあるからです。後から建物の形状を簡単に変更することはできないため、エクステリアから設計を進めていくと良いでしょう。

外観のデザインに力を入れたい人

外観のデザインに力を注ぎたい人も、エクステリアから設計を進めていく方法が向いていると言えるでしょう。その住宅の見た目を判断する際には、建物自体の外観だけが、デザインの良し悪しを決める判断材料になっているわけではありません。住宅の周りには植栽やカースペース、アプローチの仕上げや境界フェンスなど、さまざまなエクステリアの要素が集まっています。それらの総合的な状況によって、よい外観デザインの住まいが生まれるのです。

例えば、住宅の外観デザインを良くするために、シンボルツリーをアクセントとして加えたい場合などが挙げられます。シンボルツリーは、その建物の外観のイメージを左右する、とても影響力の大きいアイテムです。シンボルツリーと呼ぶくらいなので、ある程度の大きさのものを植えるため、そのためにはそれ相応のスペースが必要になってきます。それにより、カースペースやアプローチの位置が変わってくることもあります。これらのことは、一見、間取りの設計を進めていく上で、あまり関係ないように見えますが、後からでは十分なスペースが作れなかったという場合もあります。実は、スペースの配置の問題上、間取りの設計にも大いに関わってくることなのです。